米沢蓮「シード権取りたい」 プロゴルフ・本紙インタビュー

「悔しい経験をしながら少しずつ成長したい」と意気込む米沢蓮=盛岡市・岩手日報社

 男子プロゴルフの米沢蓮(23)=盛岡中央高-東北福祉大=は3日、自身を応援するプロジェクトのスタートに合わせて盛岡市の岩手日報社を訪れ、インタビューに応じた。ツアー本格参戦2年目の今季は6月に国内三大大会のBMWツアー選手権森ビル杯7位に入るなど好調で、現在賞金ランキング(海外メジャー含む)43位。「シード権を取りたい」と来季のツアー出場資格が与えられる賞金ランキング65位内を目標に掲げ「最終的には米ツアーで優勝したい」と古里の応援を胸に飛躍を誓った。

 (聞き手は運動部・斎藤孟)

 -9試合中7試合で予選を突破し、トップ10入りも経験した。今季のここまでを振り返って。

 「開幕戦からいい形でスタートできる回数が増え、素直に満足している。昨年まで課題だった初日、2日目のスコアが改善した。様子をうかがいながらプレーしていたが、今年は自分がどういうプレーを18ホールでするかに集中している」

 -花巻市在住で、本県を拠点に戦う理由を教えてほしい。

 「両親はゴルフをしないので、子どもの頃からいろんな人にお世話になってきた。今も帰ってくるとゴルフ場や練習場を使わせてくれたり、いろいろ協力してもらっている。首都圏に拠点を置き全く知らない土地に帰るのか、慣れ親しんだところに帰るのかでは結構違いがある」

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