アストロズが首位攻防4連戦勝ち越し レンジャーズと3ゲーム差

【アストロズ12-11レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

アストロズは2回表に6点を先制すると、4回表にも4点を追加し、この時点で大量8点をリード。その後、レンジャーズに9点を奪われ、10対11と逆転を許したが、9回表に逆転し、首位攻防4連戦を3勝1敗で勝ち越した。この結果、首位レンジャーズと2位アストロズは3ゲーム差に。アストロズ5番手のブライアン・アブレイユが3勝目(2敗)、6番手のライアン・プレスリーが18セーブ目をマークし、レンジャーズ5番手のウィル・スミスには3敗目(1勝)が記録された。

両軍合計25安打23得点のシーソーゲームを制したのは昨季王者アストロズだった。2回表にチャス・マコーミックの8号ソロ、ヤイナー・ディアスの8号ソロと二者連続アーチが飛び出し、さらにカイル・タッカーも13号グランドスラムを放って一挙6点を先制。3回裏にレオディ・タベラスの10号2ランで2点を返されたが、4回表にアレックス・ブレグマンのタイムリーとホセ・アブレイユの通算250本塁打達成となる7号3ランでリードを8点に広げ、試合は決まったかに思われた。

ところが、そこから首位レンジャーズが意地を見せて猛反撃。4回裏にトラビス・ジャンコウスキーの1号3ランで5点差に詰め寄ると、5回裏にはアドリス・ガルシアとジャンコウスキーのタイムリーなどで4点を返して1点差。7回裏にガルシアの21号ソロで同点とし、8回裏にはコリー・シーガーの犠飛でついにリードを奪った。

しかし、昨季王者の底力は健在だった。9回表先頭のタッカーがヒットで出塁し、一死後にアブレイユが同点のタイムリー二塁打。続くマコーミックに勝ち越しタイムリー二塁打が飛び出し、12対11で首位攻防4連戦の最終戦を制した。4打数4安打4打点の大活躍を見せたタッカーは「大きな勝利だ。まずは前半戦をいい形で終えたい」とコメント。両軍のゲーム差は3に縮まっており、地区優勝の行方はまだまだわからない。

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