2018年からヴィッセル神戸に所属してきた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ。
1日の北海道コンサドーレ札幌とのラストゲームをプレーし、神戸に別れを告げた。
DAZNで放送されている『やべっちスタジアム』のMCである矢部浩之さんはその試合を取材。
酒井高徳はやべっちからイニエスタとのエピソードを聞かれると、こう話していた。
「正直、アドバイスが欲しくて、どのタイミングでとか、プレー面で話をしていても、『とりあえず走ってくれたらいいよ』くらいしか(言って)くれなかったりするので。
本当に感覚なんだなって思って。
今日も久々にプレーして、1回ワンツーが合わなかったシーンがあったんですけど。
最初に来た数試合はあればっかりで、何が違うんだろう?なんで今じゃないんだろう?ってすごい思って」
「そこから、めちゃくちゃアンドレスのプレー集を見て、どういう持ち方をして、どのタイミングで出してくるとかをやり始めてから、すごい合うようになって。
そこから彼もすごい信用してくれて、今まで自分が感じたことがないタイミングでパスがくるとか、結構衝撃的だった部分があって。
やっぱりすげぇ人なんだなって思ったし、それに合わせようとしている自分が、またなんか一歩選手として成長できるんじゃないかっていうのは、すごい自分のなかで大事なエピソードかなって思います。
でも、久々すぎてちょっと合わなかった(笑)」
感覚派のイニエスタからは明確な指示がなかったため、プレー集を見て必死に勉強したそう。そのおかげで呼吸が合うようになったというが、衝撃を受けるほどのパスもあったとか。
やべっちも「好きやわ、この話」、「最高のエピソード、素敵な話。イニエスタにとってもお土産になるような話」と唸っていた。
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ただ、イニエスタはこの日が5月7日以来となる出場だったので、酒井とは少し合わないところもあったとのこと。