シティがU-21スペイン代表ウインガーに関心、アトレティコに打診も94.6億円以下の交渉は拒否…レンタルの可能性も?

[写真:Getty Images]

2022-23シーズンは3冠の偉業を達成したマンチェスター・シティだが、ウインガーの補強に動くようだ。スペイン『アス』が伝えた。

2022-23シーズンは悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を達成した他、熾烈な争いを繰り広げたプレミアリーグでも3連覇を達成した。

そのシティは、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンがバルセロナへと移籍。ポルトガル代表MFベルナルド・シウバも移籍の噂が絶えない状況となっている。

そんな中、関心を示したのがアトレティコ・マドリーのU-21スペイン代表FWロドリゴ・リケルメ(23)とのことだ。

アトレティコのアカデミー育ちのリケルメは、ボーンマスやミランデスへのレンタル移籍を経験。2022-23シーズンはジローナへとレンタル移籍していた。

そのジローナでは、ラ・リーガで34試合に出場し4ゴール4アシスト。コパ・デル・レイでも1試合で1ゴールを記録。左ウイングを主戦場に両ウイングでプレーし、大きな経験を積んだ。

ジローナはシティ・フットボール・グループ(CFG)の1つであり、シティはそこでの活躍に目をつけて獲得に関心を寄せているとのこと。アトレティコに対して、獲得を打診したとされている。

リケルメはアトレティコと2028年までの契約がある中、6000万ユーロ(約94億6000万円)以上の契約解除条項があるとのこと。シティは減額を期待したが、アトレティコは条項を下回る金額での交渉は完全拒否しているという。

ただ、ディエゴ・シメオネ監督は来シーズンもファーストチームの一員としては計算しない可能性が高く、リケルメはレンタル移籍の可能性が高い状況。シティがレンタルという可能性もある中、どういった交渉が進むのか注目される。

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