エンゼルス投打噛み合わずパドレスに大敗 大谷は2四球も無安打

【エンゼルス3-10パドレス】@ペトコ・パーク

エンゼルスは投手陣が10失点と崩れてしまうと、打線も相手を上回る13安打を放ちながら再三のチャンスをものにしきれず3得点どまり。投打が噛み合わず3対10でパドレスとのカード初戦を落としてしまい、貯金を3まで減らしている。パドレス先発のブレイク・スネルは5勝目(7敗)をマークし、エンゼルス先発のハイメ・バリアは4敗目(2勝)を喫した。

エンゼルスは先発のハイメ・バリアが立ち上がりにザンダー・ボガーツの9号3ランを浴びて3点を失うなど5回4失点でマウンドを降りると、後続3投手も全員が失点してしまい10失点とふるわず。打線も5回まですべてのイニングで走者2人以上が出塁するチャンスを作ったもののあと一本が出ず、11出塁で無得点の拙攻。6回表にようやく2点を返したものの、その裏に2点を奪われてしまうなど、終始フラストレーションが溜まる展開となってしまい、悪い流れを最後まで打ち破ることができなかった。

エンゼルスの大谷翔平は「3番・DH」でスタメン出場し、四球、ショートゴロ、四球、空振り三振、セカンドゴロで3打数ノーヒット。パドレスバッテリーの出塁やむなしの攻めを攻略することができず、チャンスで三振を喫するなど見せ場を作ることができなかった。今季の成績は打率.303、OPS1.054。チームはマイク・トラウトが8回表の打席中に負傷し途中交代となるなど暗雲が立ち込めており、トラウトが離脱となればますます大谷にかかる負担が大きくなる状況。直近6試合1勝5敗と苦境を迎えているチームを救うことができるか、前半戦の最終盤は我慢の時間となりそうだ。

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