暑い夏を乗り切ってもらおうと4日、広島市の青果組合が旬のスイカを原爆養護ホームへプレゼントしました。
広島市安芸区の原爆養護ホーム「矢野おりづる園」にスイカを届けたのは、10の業者でつくる地元の東部広島青果卸売組合です。
12玉のスイカは因島産で、入荷したばかりのいわゆる「初物」です。
スイカは、自身の父親も被爆者だった住田組合長から手渡されました。
さらに入所している79歳から108歳までの被爆者100人のために組合のメンバーがつくった七夕の飾りと笹も贈りました。
被爆者 満岡幸枝 さん
「(スイカは)大好き。重たい。小さい割に重たい」
東部広島青果卸売組合 住田郁生 組合長
「初物を食べると長生きするということでみなさんに食べてもらいたい」
組合は12月には冬至に合わせてかぼちゃと柚子を贈り、入所者はゆず湯を楽しんでいるということです。