「コロナ禍 想像以上の打撃」広島ダイヤモンドホテル 来年 営業終了へ

広島市にある広島ダイヤモンドホテルは、来年6月末で営業を終了することを明らかにしました。

広島ダイヤモンドホテルは、1974年10月に開業しました。地下1階・地上8階建てで客室数は81室。9つの会議室とレストラン1か所を備えます。

平日はビジネス、週末はスポーツ関係者などの宿泊に加えて、夏のビアガーデンや絵本の読み聞かせイベント、ひろしま男子駅伝に向けた合宿に使われるなど、県内外から多くの利用がありました。

そんな中、先月末に運営するJR西日本プロパティーズが、ホテルとレストランの営業を来年6月30日で終了することを発表しました。

広島ダイヤモンドホテル 斉藤洋介 総支配人
「大きくは、この3年に及ぶコロナ禍の中での営業というのが、われわれ、想像以上に非常に大きな打撃を受けたというのが1つと、当ホテルが来年、50周年を迎えます。そうした中でやはりかなり建物の老朽化というのも進んでおりまして、今回、苦渋の決断に至った」

1987年に開業したテニス施設「リョーコーテニスクラブ」も来年3月末で営業を終了することが明らかになりました。

リョーコーテニスクラブ 益田洋司 副支配人
「オープン以来、通っていただいている方もいらっしゃいますので、スタッフ一同、最後まで精一杯やっていきたいと思います」

© 株式会社中国放送