スパーズがファン・デ・フェン獲得に迫る? 選手は移籍希望通知し、クラブ間交渉も大詰め…

[写真:Getty Images]

トッテナムが、ヴォルフスブルクのU-21オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン(22)の獲得に迫っているようだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、トッテナム行きを熱望するファン・デ・フェンは代理人を通じて、ヴォルフスブルクに対して移籍希望を通知したという。

さらに、イギリス『The Athletic』は両クラブが3000万ポンド(約55億円)程度の移籍金で合意に迫っているとも報じている。

ファン・デ・フェンは、2021年8月にフォレンダムからヴォルフスブルクへ加入。今シーズンはブンデスリーガ33試合に出場し、1ゴール2アシストの数字を残した。

193cmの体躯を誇るが、最大の魅力はブンデスリーガで時速35.87kmを記録した驚異的なスピード。本職はセンターバックながらも、そのスピードと足元の技術を生かしてサイドバックも遜色なくこなす。

プレミアリーグでプレーするには課題の空中戦やデュエルの部分でさらなる成長が求められるところだが、積極果敢な持ち運びや安定したパス能力はアンジェ・ポステコグルー監督が求めるプロフィールと合致する。

なお、ディフェンスラインの刷新を図るトッテナムは、右利きのセンターバックとしてレバークーゼンのブルキナファソ代表DFエドモン・タプソバ、フルアムのイングランド人DFトシン・アダラバイヨの2選手。さらに、左利きのセンターバックはファン・デ・フェンに加え、バルセロナにローンバックしたフランス代表DFクレマン・ラングレの再獲得に向けた交渉を続けているようだ。

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