「新球場は税金の無駄遣い」建設反対の市民団体が街頭で訴え ウミガメ生態系保護も=浜松

浜松市西区に新たな県営野球場の建設が予定されていることについて7月4日、建設に反対する市民団体が浜松市中区でビラ配りを行いました。

<ビラ配り主催者の訴え>

「今の野球場である四ツ池の市民球場、これで十分です」

大型球場の建設反対のビラ配りを行ったのは「新球場と浜松百年の計を考える市民の会」です。市民の会は浜松市西区に建設が予定されている新たな静岡県営野球場についてドーム型など大型のものをつくった場合、建設費と周辺整備などで500億円以上の経費がかかり、「税金の無駄遣い」だと主張しています。

4日は浜松市役所前で球場の建設が遠州灘のウミガメの生態系に与える影響などを説明したビラを配り、通行人に大型球場の建設反対を訴えました。

この問題をめぐっては基本計画の公表が当初の予定より1年遅れていて、2024年6月になるということです。

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