児童がスポーツウェアメーカー開発担当者と新しい体操服開発で意見交わす/岡山・矢掛町の美川小学校でオンライン授業【岡山・矢掛町】

岡山県矢掛町の美川小学校で7月4日、スポーツウェアメーカーの開発担当者によるオンライン授業が行われ、子どもたちが自ら考えた体操服を提案し、意見を出し合いました。
この授業は、小中学校向けのキャリア教育を進めている静岡大学発のベンチャー、一般社団法人「プロフェッショナルをすべての学校に」が企画したものです。
授業には5、6年生10人が出席。スポーツ用品の製造販売などを手がけるデサントの社員とオンラインで結び、新しい体操服について考えました。
子どもたちからは、汗をかかないよう氷水を入れられる袋の付いたメッシュ素材の体操服や、まぶしくないよう白色から灰色に変えた体操服などの提案がありました。
これに対して社員からは、体を冷やすだけでは汗は引かないことを説明。メッシュ素材を使う発想はいいアイデアといったアドバイスがありました。
こうした取り組みは、国内有数の企業から直接学ぶ機会の少ない地方の子どもたちの教育格差解消にも役立つものと期待されています。

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