日本時間７月５日、MLB機構は故障者の代替選手としてオールスター・ゲームに出場する選手を発表した。アーロン・ジャッジ（ヤンキース）の代役でワンダー・フランコ（レイズ）、マイク・トラウト（エンゼルス）の代役でカイル・タッカー（アストロズ）、ヨーダン・アルバレス（アストロズ）の代役でフリオ・ロドリゲス（マリナーズ）、シェーン・マクラナハン（レイズ）の代役でジョージ・カービー（マリナーズ）、クレイトン・カーショウ（ドジャース）の代役でデービッド・ベッドナー（パイレーツ）の出場が決定している。
シアトルのＴ－モバイル・パークで開催される今年のオールスター・ゲーム。日本時間７月３日に出場メンバーが発表された時点でジャッジ、アルバレス、マクラナハンの３人が故障者リスト入りしており、オールスター・ゲーム出場は難しいとみられていたが、その後、カーショウとトラウトも故障者リストに登録され、「ミッドサマー・クラシック」に出場できなくなった。この５選手の代役が誰になるのか、代替選手の選考が注目されていたが、選ばれたのはフランコ、タッカー、ロドリゲス、カービー、ベッドナーの５選手だった。
ロドリゲスとカービーの選出は、22年ぶりのシアトル開催への配慮を感じさせる。オールスター・ゲームの出場メンバーが発表された時点で、マリナーズからはルイス・カスティーヨだけしか選ばれていなかったが、これで３選手が「ミッドサマー・クラシック」の舞台に立つことになった。なお、打率や出塁率、OPSでリーグ上位の好成績を残している吉田正尚（レッドソックス）は選出されず。ア・リーグの外野手３人が故障による辞退となったため、吉田にもチャンスがあるとみられていたが、さらなる辞退者が出ない限り、メジャー１年目でのオールスター・ゲーム選出は実現しないことになった。
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