カブスがブリュワーズとの延長戦制し連敗ストップ 鈴木は2安打3出塁

【カブス7-6ブリュワーズ】延長11回タイブレーク@アメリカンファミリー・フィールド

3連敗中のカブスは終盤に4点差を追いつかれる苦しい展開となったものの、タイブレークに突入した延長11回表にニコ・ホーナーのタイムリー内野安打で勝ち越すと、そのまま逃げ切って7対6でブリュワーズに勝利。連敗をストップし、このカード1勝1敗のタイとした。カブス5番手のダニエル・パレンシアがメジャー初登板初勝利をマークし、ブリュワーズ6番手のクレイトン・アンドリューズが1敗目(0勝)を喫している。

カブスはダンズビー・スワンソンの10号ソロなどで5回までに4点を奪うと、2点差に迫られていた8回表にはミゲル・アマヤのタイムリー二塁打で6対2とリードを広げ、逃げ切り体制に入っていた。しかしブリュワーズが猛反撃。8回裏に2本のタイムリーで2点を返すと、9回裏にはイニングを跨いだクローザのアドバート・アルゾレイを攻めて、クリスチャン・イエリッチのタイムリーとウィリアム・コントレラスの犠牲フライで2点を奪い、土壇場で同点に追いつく底力を見せた。

しかし逃げ切り失敗で苦しい展開となったカブスがタイブレークで粘りを見せた。10回表の攻撃を無得点で終えてしまったものの、10回裏にイアン・ハップがサヨナラのランナーをホームで刺す好返球を披露し、メジャー初登板のパレンシアを盛り立てる。このプレーで再び勢いに乗ったカブスは、11回表に勝ち越すと、イニングを跨いだパレンシアが11回裏も無得点に抑える見事なデビュー登板でチームに勝利を呼び込んだ。

カブスの鈴木誠也は「5番・右翼」でスタメン出場し、センターへの三塁打、センター前ヒット、セカンドライナー、センターフライ、四球で4打数2安打1四球の活躍。7試合ぶりのヒットとなる三塁打を放ち先制のホームを踏むと、凡退となった打席でもいい当たりを放つなど内容、結果ともに上々の出来で復調をアピールした。今季の成績は打率.249、OPS.732となっており、ここからの巻き返しに期待がかかる。

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