エンゼルス投打機能せず2連敗 大谷も5失点&無安打と沈黙

【エンゼルス5-8パドレス】@ペトコ・パーク

エンゼルスは先発の大谷翔平が6回途中5失点でマウンドを降りる苦しい展開を強いられると、打線も8回まで1得点のみと沈黙。さらにリリーフ陣も失点するなど投打が機能せず、最終回に4点を返す意地は見せたものの5対8でパドレスに敗北し、貯金を2まで減らしてしまった。パドレス先発ジョー・マスグローブは7回を投げて被安打3、与四球1、奪三振11、失点1の好投で7勝目(2敗)をマークし、4番手のジョシュ・ヘイダーが19セーブ目を記録。大谷は悔しい4敗目(7勝)となった。

直近6試合1勝5敗と調子を落としているエンゼルスは、大谷でも悪い流れを止めることができなかった。大谷は4回裏にジェイク・クロネンワースのタイムリー二塁打で2点の先制を許すと、ハンター・レンフローの15号ソロで1点差として迎えた6回裏にザンダー・ボガーツとジェイク・クロネンワースの二者連続ホームランを浴びてしまい5失点。右手中指にマメができた影響もあり、次打者ゲーリー・サンチェスへ初球を投じたところで無念の降板となってしまった。エンゼルスはこの苦境を打開することができず、逆に7回、8回にも失点を喫してしまい、最終回に4点を返したものの反撃は間に合わなかった。

大谷は打者としても3打数ノーヒットとこの日は結果を残すことができず。7点ビハインドで迎えた最終打席は大事をとって代打を送られ試合を退き、今季の成績は打率.300、OPS1.045となっている。試合前にマイク・トラウトの長期離脱が発表されたチームだが、この日4番に座ったアンソニー・レンドンも自打球を受けて負傷交代。試合中に受けたX線検査の結果打撲と診断されており、長期離脱は避けられそうな見通しであるものの、主力に負傷が相次ぐなんとも不運な状況となっている。今季も一騎当千の活躍を見せている大谷ではあるが、この現状を打ち破ることは簡単ではなさそうだ。

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