記録的豪雨で甚大な床上浸水被害 放水路の早期完成など、沼津市が静岡県に要望=静岡

2023年6月の記録的豪雨による静岡県沼津市内の浸水被害について7月5日、沼津市長などが県に治水対策の要望を伝えました。

<沼津市 頼重秀一市長>

「格段のご高配を賜りたい。よろしくお願いします」

森貴志副知事に要望書を手渡したのは、沼津市の頼重秀一市長や浸水被害を受けた原地区の自治会長などです。6月の記録的豪雨によって沼津市の原・浮島地区では100戸以上の床上浸水の被害が出ました。

<沼津市 頼重秀一市長>

「当時の状況や今後のことも含め、要望活動させていただきたい」

要望では、沼津市を流れる沼川の新たな放水路の早期完成や水路の吐口(はきぐち)が詰まらないよう土砂の撤去による流水機能の確保などを求めました。県は流域住民の安全を守るために対策を着実に進めたいとしています。

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