ベリンガム、ベッカムからの激励を明かす

写真:ベッカムからメッセージを受け取ったというベリンガム ©Getty Images

ドルトムントからレアル・マドリードに移籍したイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、イングランド代表の大先輩であり、同様にレアル・マドリードに移籍した経験を持つデイヴィット・ベッカム氏から激励のメッセージを受け取ったという。

スペイン『アス』紙電子版によると、ベリンガムは「ベッカムが僕の成功を祈る短いメッセージをくれたんだ」と明かしたうえで、次のように抱負を語った。

「僕は今後、たくさんのアドバイスを聞くことになるだろう。僕自身、何が良くて何が悪いかを見分けることを得意としてる。今のところは元選手たちからかなり好意的な評価を受けていると思う。この数週間のうちに受け取ったアドバイスやメッセージを考慮し、僕からもアドバイスをくれた人に連絡を取って、スペインの生活にどのように適応していくべきかを確認するつもりだ」

ベリンガムを激励したベッカム氏はレアル・マドリードに移籍した当初、スペイン語の習得に苦労していたが、ベリンガムはこの点についても意欲を見せている。学生時代は「9年生(日本での中学2年生に相当)まで学校の授業でスペイン語を勉強していた」そうで、現在は学習アプリを活用しての勉強をスタートさせているという。

「スマートフォンにアプリをダウンロードし、9日前から真剣に勉強し始めている。これはスペイン語の音声を聞いて少しずつ理解を深めるためのものであり、他にもスペイン語のインタビューを聞いているんだけど、思ったよりも自然に頭に入ってくるよ」

ベリンガムはこの夏までドイツでプレーしていたが、「スペイン語はドイツ語を学ぶよりもずっと簡単」という感覚があるようで、「今にして思えば、ずっとスペイン語を勉強していればよかった」という後悔もあるようだ。

スペインでの新たなチャレンジのスタートに向けて、着々と準備を進めているベリンガム。ピッチ内外の様々なことに順応しなければならないが、果たしてスムーズに適応できるだろうか。

© 株式会社SPOTV JAPAN