新サッカースタジアムの全貌 徐々に… 建設現場を報道公開 完成後はサンフレッチェ広島のホームスタジアムに

2024年2月のオープンに向けて着々と工事が進む新サッカースタジアム。その全貌が徐々に見えてきました。全国安全週間に合わせ5日、広島労働局長が現地を視察しました。

広島労働局の釜石局長は、新サッカースタジアムが2022年2月に着工して以来、労災事故が起きていないことに触れて、作業員を激励しました。

広島労働局 釜石英雄 局長
「『まちなかスタジアム』として広島県のみならず、日本中のサッカーファン、そしてスポーツ関係者を中心にたいへん関心が高まっております」

6月、名称が「エディオンピースウイング広島」に決まった新スタジアム。5日の視察に合わせ、報道陣に工事の様子が公開されました。

藤原大介 記者
「エディオンピースウイング広島の建設現場では、およそ500人が作業に当たっています。名前の由来ともなった大きな屋根の工事が今、最盛期を迎えています」

新スタジアムは地上7階建てで、2万8000余りの観客席が設置されます。スタジアム本体の工事はほぼ終わっていて、工事全体の55%まで進みました。今後、観客席の設置、内装やフィールドの工事が行われます。

広島労働局 釜石英雄 局長
「この屋根の部分が視界をさえぎらないように、柱のない構造としているので、架設の段階で、それを支える部材もしっかりしたものを使うなど、所どころ工夫されているなということを感じました」

新サッカースタジアムは12月末に完成し、2024年2月にオープン。広場エリアなど周辺整備は同年7月まで行われる予定です。

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