医療費の還付金名目で現金約49万円をだまし取られたとして、新潟市東区の60代女性が7月4日までに、新潟東署に被害を届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。
新潟東署によると、6月19日、女性宅に同区の保健所職員をかたる男から「医療費控除の申請用紙が期限切れになった」などと、医療費の還付金があるという趣旨の電話があった。銀行に行くよう指示され、26日に東区の銀行で携帯電話で指示されながらATMを操作した。
女性は6月30日、記帳の際に現金を振り込んでいたことに気付き、詐欺だったのではないかと疑った。