サンテチェンヌのレジェンドである元フランス代表MFのジョルジュ・ベレタ氏(享年77)が逝去した。サンテチェンヌが4日に同氏の訃報を伝えた。
ポーランド人の両親の下、サンテチェンヌで生まれ育ったベレタ氏は、1966年にサンテチェンヌでプロキャリアをスタート。166cmの小兵ながら卓越したスピードと左足の技術を兼備したアタッカーは、サンテチェンヌの黄金時代の攻撃を牽引。
在籍8年間で343試合に出場し、1966年から1975年までの在籍期間に4連覇を含め6度のリーグ優勝、3度のクープ・ドゥ・フランス制覇に貢献。その後、フランスフットボール界初のメジャー移籍として加入したマルセイユでもクープ・ドゥ・フランス優勝を達成していた。
また、フランス代表では通算44試合に出場し、4ゴールを記録していた。
現役引退後はサンテチェンヌに戻り、取締役会のメンバーに指名され、2013年には終身アンバサダーに就任していた。