バルセロナは7月5日、アスレティック・ビルバオとの契約が満了を迎え、フリーの身となっていたイニゴ・マルティネスと契約を結んだことを発表した。
イニゴ・マルティネスは1991年5月17日生まれの32歳。レアル・ソシエダの下部組織出身で、2011年にトップチームデビューを果たすと、在籍7シーズンでリーグ戦205試合に出場した。その後、2017－18シーズンにアスレティック・ビルバオへと移籍。以降、守備の要としてチームを支えていた。
アスレティック・ビルバオからは契約延長を打診されていたものの、イニゴ・マルティネスがこれを拒否。今年6月にはすでに退団が発表されており、バルセロナへの加入が内定済みと報じられていた。
そしてこの度、シャビ監督が求める“左利きのCB”の加入が正式発表された格好だ。契約は2025年6月までで、契約解除金は4億ユーロ（約628億円）に設定された。イニゴ・マルティネスはバルセロナの公式サイトで「ついに誰もが望む飛躍を果たすことができた」と喜びを語っている。
