ラグビー、ジョセフ氏が退任意向　秋のW杯後「離れるにはいい時」

　ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ（HC）が5日、9月8日に開幕するワールドカップ（W杯）フランス大会後に退任する意向を示した。合宿中の宮崎市で取材に応じ「日本での時間はすごく良かった。離れるにはいい時だと思う。家族にとってもいい」と語った。

　日本協会の土田雅人会長は今大会後の日本代表体制に関し、53歳のジョセフ氏を「第1候補」と説明していたが、2027年W杯オーストラリア大会に向けて新たなHCを探すことになった。

　ニュージーランド出身のジョセフ氏は現役時代に母国と日本でW杯に出場。16年に日本代表HCに就任し、19年W杯日本大会では史上初の8強に導いた。