自分の携帯電話で内部文書送信、海上自衛隊員を停職3日の処分 舞鶴地方総監部

海上自衛隊舞鶴地方総監部(京都府舞鶴市)

 海上自衛隊舞鶴地方総監部は5日、私用の携帯電話で行政文書の画像を送信するなど情報保全に違反する行為を行ったとして、舞鶴教育隊の男性3等海曹(34)を停職3日の懲戒処分にしたと発表した。

 同総監部によると、3等海曹は舞鶴基地の別の部隊に所属していた2019年4月15日、勤務表などを携帯電話で撮影し、SNS(交流サイト)で同僚隊員に送信。同年5月初旬には別の行政文書を撮影して画像データを保有した。外部への情報流出は確認されていないという。

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