イラン抗議デモに連帯示す サッカー女子ブラジル代表

 【テヘラン共同】20日開幕のサッカー女子ワールドカップ(W杯)に出場するブラジル代表は4日、開催地オーストラリアで、昨年9月にイランで髪を隠すスカーフのかぶり方が不適切だとして女性が拘束され死亡したことに抗議するデモに連帯を示した。オーストラリアに到着した際の航空機の機体に「いかなる女性も頭を覆うことを強制されるべきではない」と記されていた。

 ロイター通信によると、尾翼には死亡した女性マフサ・アミニさん=当時(22)=の顔が描かれていた。イランでは公共の場で女性は髪を隠すスカーフの着用が義務付けられている。

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