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マンチェスター・シティは2022-23シーズンにプレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグの3冠を達成したが、新シーズンは絶対的司令塔不在で迎えることになりそうだ。イギリスのウェブメディア『フットボール・インサイダー』が伝えている。
デ・ブライネはマンチェスター・シティがインテルと対戦したCL決勝の前半途中にハムストリングを痛めて途中交代。検査の結果、同箇所の肉離れと診断された。
デ・ブライネは試合後に「2カ月間、常に『リスクがある』と言われ続けてきた。小さな筋断裂があったため、かなり多くの試合を欠場してきた。そして、今日は筋肉が完全に断裂してしまったので、プレーし続けることができなかった」と語っており、大きなケガとなったことを示唆していた。
今オフはこのケガの治療に充てているデ・ブライネ。マンチェスター・シティは8月6日にアーセナルとコミュニティ・シールドを戦い、この試合から新シーズンがスタートするものの、現状ではデ・ブライネがこの試合に出場する可能性は低いという。
また、マンチェスター・シティはその直前の7月下旬に来日し、7月23日には横浜F・マリノスと、7月26日にはバイエルンと日本国内で試合を行う予定となっているが、デ・ブライネの出場は厳しいと言えるだろう。
デ・ブライネは昨シーズン、公式戦通算49試合に出場し、10ゴール31アシストという驚異的な数字を残した。この絶対的司令塔を欠いた状態で新シーズンの開幕を迎えなければならないのは大きな痛手となる。
また、マンチェスター・シティでは現在、ポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァにサウジアラビアのアル・ヒラルから超高額オファーが届いていると報じられている。
デ・ブライネの負傷離脱に加え、チャンスメーク能力に優れたベルナルド・シウヴァまで退団となった場合、マンチェスター・シティとしては一抹の不安を抱える状態で新シーズンを迎えなければならない。