高山の児童と海で育む友情 氷見・灘浦小

すいか割りを楽しむ児童=氷見市小境海岸

 氷見市灘浦小は5日、同市小境海岸で岐阜県高山市の本郷、栃尾小と海の子山の子交流を行った。1991年から続く恒例行事で、海遊びなどを通して友情を育んだ。

 灘浦小3、4年生13人と栃尾小4年生12人、本郷小4年生5人が参加した。

 児童は浮輪やビート板を手に海に入り、水しぶきを掛け合ったりして歓声を上げた。浮き輪をつないで電車のように泳いだり、見つけた魚を追い掛けた。浜辺ではスイカ割りや、砂遊びを楽しんだ。

 栃尾小の内山梨々花さんは「海に入るのは初めて。水が少し冷たかったけれど、遊んでいると気にならなくなった」と笑顔を見せた。灘浦小の●間翔君(●は角の中央が長い)は「体を砂に埋めてもらって気持ちよかった」と話した。

 各校の地域紹介も行ったほか、灘浦小の児童は貝殻を貼り付けて作ったフォトフレームをプレゼントした。

 灘浦小5、6年は来年1月に高山市でスキー学習を行い、親睦を深める。

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