遠野市は6日、75歳以上を対象にマイナンバーカード出張申請サポートを始める。高齢者や障害者の施設でも行い、マイナポータルの活用講習会も予定する。
希望者の自宅訪問は附馬牛（つきもうし）町から始め、順次拡大。長期入所者がいる高齢者（10カ所）と障害者（3カ所）の施設はアンケート調査を基に、希望施設を対象にサポートする。8月をめどに始め、マイナポータルの活用講習会は10月からを予定する。
市は昨年10月、普及を図るため総合窓口を設置し、申請率、交付率ともに75％を超えた。ただ、遠方の80代以上の未申請割合が高い傾向にあり、市役所とぴあ庁舎内の総合窓口への来庁や自主申請が困難なことが要因とみられる。
