PSG、ルイス・エンリケ新監督の就任を正式発表

写真:会長のアル・ケライフィとともに会見に臨んだL・エンリケ(左) ©Getty Images

パリ・サンジェルマンは7月5日、ルイス・エンリケ新監督の就任をクラブ公式サイトなどで発表した。契約期間は2025年6月までの2年間。

ルイス・エンリケ新監督は契約締結後、ナセル・アル・ケライフィ会長とともに記者会見に臨んだ。

冒頭でアル・ケライフィ会長が挨拶をし、「新しいサイクルに挑み、新たなプレースタイルを確立してくれる新監督を紹介する。我々は世界最高の指揮官と契約を結んだ。彼は我々が望むアタッキングフットボールを具現化させてくれるだろう。我々はPSGを、世界最高の攻撃的スタイルを見せるチームにしたいと考えている」と語った後、ルイス・エンリケ新監督を呼び込んだ。

そして新シーズンのPSGのユニフォームを掲げて2人でフォトセッションをした後、ルイス・エンリケ監督はフランス語で次のように挨拶した。

「まずはクラブ、オーナー、会長、スポーツディレクター、すべての方々が私を信頼してくれたことに感謝したい。この場にいられることをうれしく思うし、それらの信頼に全力で応えたいと思っている。私はフランス語を話すことはできないが、まずはこの言葉だけ覚えたんだ」

その後はスペイン語に切り替えて、次のような抱負を語った。

「私が新しい指揮官に任命され、スタッフとともにパリにやってくることになった理由を示したいと思う。ルイス・カンポス氏やアル・ケライフィ会長と最初に会談した日から、すべてはスムーズに進んだ。我々がここでどんなことを成し遂げるべきかという点について、多くの会話は必要なかった。攻撃的なサッカーを実践するという点においては私の考えとマッチするものだったし、それによってファンの方々に喜びを与え、素晴らしい成績を収めることができるだろう」

また、質疑応答の場面で記者から「バルセロナ時代と同じようなスタイルを目指すのか」と聞かれた際には、次のように返答した。

「攻撃的なフットボールというアイデンティティーは私にとって譲れないものだ。我々は攻撃的なプレーをしなければならない。指揮官として選手たちをそのスタイルに順応させなければならないし、私の仕事は選手たちの個人能力、チーム内での能力を最大限に引き出すことだ。私はそのことを保証するし、それが私の主たる仕事だ」

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