球児の夏きょう開幕! 全国高校野球長崎大会49チーム 甲子園切符を懸け、熱戦繰り広げる

開幕前日の5日は球場職員が雨対策のシートをかぶせるなど準備を進めた=県営ビッグNスタジアム

 第105回全国高校野球選手権記念長崎大会は6日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで開幕する。49チームの球児たちが夏の甲子園切符を懸け、23日までビッグNなどで熱戦を繰り広げる。
 新型コロナウイルスが感染症法の5類に移行されて迎える夏。4年ぶりに声出し応援が全面解禁され、観戦者の入場受け付けでの記名なども不要になった。6日は午後2時から開会式。昨年に続いて全チーム参加で入場行進し、選手宣誓は国見と島原翔南、諫早商との合同チームで出場する口加の井上蓮主将が務める。
 開会式後、諫早-長崎西の1回戦1試合を実施。始球式は2005年夏の甲子園に初出場した清峰の元主将、大石剛志さんが登板する。
 シード校は、上位から大崎、長崎日大、海星、鎮西学院、創成館、九州文化学園、長崎商、清峰。この8校を軸にした大混戦が予想され、トーナメントの早い段階から好勝負が期待できる。
 試合は2回戦までビッグNと諫早市のスポーツパークいさはや第1野球場、佐世保市総合グラウンド野球場の3会場、3回戦はビッグNと諫早、準々決勝以降はビッグNで行われる。決勝は23日午前11時5分開始予定。
 入場料は大人600円、高校生200円、試合中の高校の生徒は100円、中学生以下は無料で、中高生は制服着用か身分証提示が必要。過去の大会記録や出場校紹介などを載せたパンフレット(700円)や記念タオル(1500円)も販売される。悪天候による日程変更は県高野連のホームページで確認できる。

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