大谷選手、夏の水田に映える 故郷・岩手、アート見ごろ

岩手県奥州市の水田に描かれた大谷翔平選手の「田んぼアート」=4日

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手の出身地、岩手県奥州市の水田で、大谷選手を描いた「田んぼアート」が見ごろを迎えている。躍動感ある姿が夏の青空の下、鮮やかに映えている。

 奥州市水沢佐倉河にある10アールの水田に広がるのは、日本代表のユニホームを着た大谷選手の投球フォーム姿。「われらの地元のスター」への応援の思いを込めた「オラホの☆」の文字も浮かび上がる。地元の中学生らが6月に赤や黄、白など5種類の稲を植え、表現した。

 奥州市の主婦小野寺悦子さん(75)は「WBCでの活躍がよみがえる。『オラホ』の大谷君がいまや世界のスター。体に気をつけて」と、親心のエールを送った。

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