若者交流の共同事業、推進へ 日韓経済団体、基金運営委

6日、ソウルで開かれた「未来パートナーシップ基金」運営委員会の初会合(共同)

 【ソウル共同】日本の経団連と韓国の経済団体である全国経済人連合会(全経連)は6日、経済協力を推進するための「未来パートナーシップ基金」の運営委員会の初会合をソウルで開いた。両国の未来世代が交流する共同事業を推進することで合意した。若者の交流を活性化させることで日韓関係改善の機運を高め、経済界の連携拡大につなげたい考えだ。

 全経連によると、日韓の高校生や大学生、高校教員の交流を行うことで一致。日本人留学生が韓国企業のインターンシップに参加する案なども上がった。さらに経済安全保障やエンターテインメントコンテンツなど多様な分野で協力事業を進めていくことも決めた。

© 一般社団法人共同通信社