ブライトン、蘭代表GKスヘルペンをシュトルム・グラーツにレンタル

[写真:Getty Images]

ブライトンは6日、オランダ代表GKキエル・スヘルペン(23)がオーストリアのシュトルム・グラーツに1年間のレンタル移籍で加入することを発表した。

スヘルペンは2021年夏にアヤックスからブライトンに加入した若きGK。身長206cmのサイズを誇る大型守護神だが、ブライトンではFAカップの1試合しか出番を得られず、2022年1月からベルギーのオーステンデに半年間の武者修行。

さらに、2022-23シーズンは母国クラブのフィテッセにシーズンローンで加入。エールディビジで26試合に出場した。

この活躍によって新シーズンはシーガルズ復帰の可能性も伝えられたが、クラブがアンデルレヒトから同胞GKバルト・フェルブルッヘンを獲得したこともあり、再びの武者修行となった。

ブライトンでテクニカルディレクターを務めるデビッド・ウィアー氏は、スヘルペンの今回の移籍の意図を説明している。

「キエルは昨シーズン、フィテッセに良いレンタルをしており、定期的にプレーし続けることが彼の成長にとって重要だ」

「これは彼にとって素晴らしい機会であるだけでなく、シュトゥルム・グラーツとともにチャンピオンズリーグ予選に出場する可能性もある」

「我々はシーズンを通して彼の進歩を見守り、彼の幸運を祈る」

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