PSG、アセンシオとの契約を正式発表

写真:PSG加入が決まったアセンシオ ©Getty Images

パリ・サンジェルマンは7月6日、レアル・マドリードを契約満了で退団していたスペイン代表FWマルコ・アセンシオの獲得をクラブ公式サイトなどで発表した。

契約期間は2026年6月30日まえの3年契約で、移籍金は発生しない。PSGの今夏の補強は、同日に発表されていたスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルに次いで2人目となる。

アセンシオはマジョルカのアカデミーからトップチームに昇格し、2014年12月にレアル・マドリードに移籍。レンタル移籍の形で引き続きマジョルカでプレーした後、2015-16シーズンはエスパニョールに期限付き移籍し、2016-17シーズンからはレアル・マドリードでプレーしていた。また、スペイン代表では32試合2ゴールの成績を残しており、昨冬のカタール・ワールドカップにも出場している。

移籍決定を受け、アセンシオはクラブの公式サイトで次のように喜びを語っている。

「この素晴らしいクラブに来ることができてとてもうれしい。新しいチームメートと会うこと、トレーニングセンターを使うこと、サポーターの皆さんに会うことが待ちきれない。早くシーズンが始まってほしい」

PSGへの移籍を決断した理由については、次のように語っている。

「PSGはビッグクラブであり、魅力的で野心的なビッグプロジェクトを掲げているからだ。僕自身もそれを求めていた。環境を変え、野心的なプロジェクトに挑みたいと思っていた。プレーすることを楽しみ、多くのタイトルを獲得するために、これ以上ない場所だと思っている」

新天地での目標について「チームとしての目標は獲得可能なすべてのタイトルを手にすること。個人としては、この新しい挑戦、新しいリーグに大きな野心を持って臨みたい。すべてがうまくいくことを願う」と語ったアセンシオは、サポーターに向けて次のようなメッセージを送った。

「パリの街、そしてファンの皆さんのことを知りたいし、フランス語も学びたい。このクラブのためにすべてを捧げる。タイトル獲得を約束するよ」

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