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【日光】川下りアクティビティを提供する4社でつくる「鬼怒川温泉地区河川利用者安全協議会」は4日、夏休みシーズンの最盛期を前に、地区内の鬼怒川で水難救助訓練を行った。
約20人が参加。水に浮く特殊なロープで川に落ちた救助者を船に引き上げたり、川下り中に体調を崩した急病人を救助船で下流に移動させたりする訓練に取り組んだ。
参加者は「溺れた人を救助する際は、ロープを投げると声をかけてから投げることが大切」などとポイントを確認し合っていた。
同協議会の増渕築那夫(ますぶちつなお)会長は「今年はシーズンの始めに(県外で)川下り事業者の事故があった。鬼怒川は今まで事故は起きていないが、意識の問題が非常に大切。事故はいつ起こるか分からないので、常に頭に置いてほしい」とあいさつした。