レアル・マドリードのスペイン人DFヘスス・バジェホが、今夏2度目となる背番号変更を強いられることとなった。スペイン『アス』紙電子版が伝えている。
バジェホはもともと背番号5を着用していた。しかし今夏、ドルトムントからイングランド代表MFジュード・ベリンガムが加入した際、クラブが5番をベリンガムに与えたことを受け、バジェホの背番号は24番に変更となった。5番は過去にクラブのレジェンドであるジネディーヌ・ジダン氏が着用しており、クラブとしてはベリンガムへの期待を込めてこの背番号を与えることになった。
ベリンガムは入団会見の前にバジェホと会話をして背番号の変更を承諾してもらっており、会見の席上ではバジェホに謝意を伝えている。
そして今回、フェネルバフチェからトルコ代表MFアルダ・ギュレルが加入すると、そのタイミングでレアル・マドリードの公式サイトでは、バジェホの背番号が24から25に変更になっていた。
ギュレル加入前の時点で、レアル・マドリードの空き番号は9番と25番だけだった。クラブとしては、すでに退団に合意済みとされているスペイン代表DFアルバロ・オドリオソラの離脱を待って、彼の背番号である16番をギュレルに与える予定だった。
しかしその流れにはならず、バジェホの背番号が24から25に変更された。MFのギュレルが9番をつけるとは考えにくいため、24番がギュレルの新たな背番号になる可能性が高い。
ギュレルはフェネルバフチェでのデビュー当時は25番をつけていたため、同じ背番号をつけても良かったはずだが、何らかの理由でこの番号を回避し、24番を選んだと思われる。
プレゼンテーションでギュレルは何番をつけて登場するのか、そして24番だった場合、背番号を再び譲る形となったバジェホに対してどのような言葉を述べるのか、その発言に注目だ。