セルティック、古橋に続き前田との契約更新を発表

写真:古橋に続き、セルティックとの契約を延長した前田 ©Getty Images

セルティックは7月7日、日本代表FW前田大然との契約を2027年6月まで更新したことを発表した。セルティックは7月4日に日本代表FW古橋亨梧との契約を2027年6月まで延長していたが、スコティッシュ・プレミアリーグ得点王に輝いたエースストライカーに続き、韋駄天アタッカーとの契約延長にも成功することとなった。

スコティッシュカップを制し、スコティッシュ・プレミアリーグ、スコティッシュ・リーグカップとの3冠を達成して2022-23シーズンが終了した際、前田は次のように語っていた。

「僕と僕の家族にとって最高に幸せな瞬間だ。我々が日本から移住してきて以来、クラブに関わるすべての方々、そしてもちろんサポーターの方々も素晴らしいサポートをしてくれた。僕たちはスコットランドでの生活を楽しんでいる」

そして今回の契約更新を受け、前田はこうコメントしている。

「セルティックは特別なクラブなので、引き続きこのクラブでプレーできることを非常に喜ばしく思う。最初にこのクラブとの契約書にサインした時、『僕の最終目標はリーグタイトルを獲得することだ』と言った。そして、僕はそれを2度達成した」

「昨シーズン、3冠を達成したことは僕のキャリアにおけるハイライトの一つだったけど、今はもう次のシーズンに向けて準備をしなければならない。我々の目標は変わらない。チーム一丸となって監督とともにハードワークをこなし、クラブとサポーターに成功をもたらさなければならない」

「僕たちには守るべきタイトルが3つある。チャンピオンズリーグでの戦いもあるし、新シーズンに向けてのスタートを切ることにワクワクしているよ」

セルティックの新監督に就任したブレンダン・ロジャースは前田についてこう評価している。

「大然は私が好む資質をたくさん持っている。インテンシティーが高く、攻撃志向が強く、オン・ザ・ボール、オフ・ザ・ボールに関わらず、並外れた仕事量を示してくれる。クラブに加入して以来、チーム内で重要な役割を果たしてきた。クラブの3冠獲得に貢献してくれた彼と新たな契約を結ぶことができてうれしく思う」

「大然が持つ特徴は、彼を本当にエキサイティングなプレーヤーにしている。彼と一緒に仕事をするのが楽しみだ」

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