センバツ21世紀枠、2校に減 高校野球、東北は3枠

第95回選抜高校野球大会の開会式=3月18日、甲子園球場

 日本高野連は7日、大阪市内で選抜高校野球大会の運営委員会を開き、来春の第96回大会の出場校選考で、戦力以外の要素を加味する21世紀枠を従来の3校から2校に減らすことなどを決めた。一般選考29、神宮大会枠1で、総数は従来と変わらず32校。

 各地区の枠数は20年ぶりに見直され、内訳は北海道1、東北3、関東・東京6、東海3、北信越2、近畿6、中国2、四国2、九州4となる。東北、東海は1増。中国・四国は各2校ずつ選んだ後に、比較して1校選んでいた枠がなくなった。

 都道府県数の半分の枠数を確保した上で、加盟校や部員の数などから総合的に判断した。21世紀枠が2となるのは2007年以来。

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