停滞する梅雨前線の影響で8日、日本海側を中心に大雨となり、石川県内は同日夜、加賀地方に大雨警報（土砂災害）が出された。西日本から北日本では11日にかけ、前線が停滞する影響で雷を伴う激しい雨となる恐れがある。9日は北陸をはじめ広い範囲で警報級となる可能性が高い。気象庁は土砂災害や低い土地への浸水、河川の増水に注意、警戒するよう呼び掛けた。
8日夜に大雨警報が出たのは金沢、白山、小松、加賀、能美の5市。金沢には大雨警報（浸水害）も出された。
金沢中署や金沢市消防局によると、8日午後9時55分ごろ、同市泉2丁目の空き家で屋根の一部が壊れた。雨の影響とみられる。けが人はいなかった。
9日に予想される1時間降水量は加賀、能登とも多いところで30ミリ、同日午後6時までに予想される24時間降水量は加賀150ミリ、能登60ミリ。10日午後6時、11日午後6時までの24時間降水量はいずれも加賀、能登で50～100ミリ。
