横浜のマークイズみなとみらいが開業10周年 イベントでギネス記録 地下食品売り場を大規模リニューアル

ペットボトルキャップで作った10周年のメッセージ=6月28日

 三菱地所プロパティマネジメント(東京都)が運営する商業施設「MARK IS(マークイズ) みなとみらい」(横浜市西区)が6月21日、開業10周年を迎えた。これを記念し、客や従業員がペットボトルのキャップを並べて「ありがとうをみらいへつなぐマークイズ10周年」というメッセージ(縦14.2メートル、横5.7メートル)を作成。キャップの総数は2万8808個に達し、「ボトルキャップで作った最大の文章」としてギネス世界記録に認定された。

 次の10年に向けて新たなスタートを切ったマークイズ。開業以来、初めての大規模改装に着手している。

 同日には、地下1階「食品館 まいにちマルシェ」がリニューアルオープンした。生鮮強化型のスーパーマーケット「Foodway」をはじめ、精肉専門店「お肉処 牛蔵」、鮮魚専門店が手がける「丼処 山助」など15店舗で構成。目指すのは、近隣の住民や就業者らが毎日立ち寄りたくなる食品マルシェだ。

 「在宅勤務の浸透などにより、食へのこだわりが強まった。そうしたニーズに応えるため、スーパーの部分を従来の1.9倍に拡張、生鮮食品を強化した」と菊田徳昭館長。新型コロナウイルス禍で変化したライフスタイルに対応したいと意気込む。

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