「刃物のような光る物」持った住居侵入の男が逃走 警察が緊急配備、1時間20分後に発見し逮捕

京都府警南署

 京都府警南署は9日、住居侵入の疑いで、住所不定、無職の男(39)を逮捕した。

 逮捕容疑は8日午後7時半ごろ、京都市南区の男性会社員(62)宅の敷地内に侵入した疑い。同署によると、容疑の男は男性と面識はなく、庭にいるのを不審に思った男性に声をかけられて徒歩で逃走した。

 男性の妻(57)が110番し、駆けつけた警察官に「刃物のような光る物を持っており、手に血が付いていた」と男性が話したことから、同署は南区内に緊急配備をして捜索した。約1時間20分後、500~600メートル離れた南区内の路上で手に切り傷を負った男を発見した。

 ほかにけが人はなかった。近隣の建物でガラスが割られた跡が見つかり、同署は男がガラス片を持っていた可能性があるとみて関連を調べている。

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