2023ちばポートアンバサダー決定 千葉港の魅力広く発信 個性あふれる5人が抱負

ちばポートアンバサダーに選ばれた(左から)栗山真乙さん、大川華凜さん、小竹真利亜さん、臼井万葉さん、大坪夏己さん=8日、千葉市中央区

 全国有数の海上貨物取扱量を誇る千葉港の魅力を発信する親善大使を選ぶ「2023ちばポートアンバサダーオーディション」(主催=千葉港振興協会、千葉日報社)の最終審査が8日、千葉市中央区のオークラ千葉ホテルで開かれ、新たなポートアンバサダーの5人が決まった。

 選ばれたのは栗山真乙さん(20)=東京都江東区、大川華凜さん(19)=酒々井町、小竹真利亜さん(22)=千葉市中央区、臼井万葉さん(19)=千葉市美浜区、大坪夏己さん(19)=船橋市。

 大坪さんは初めて男性としてちばポートアンバサダーに選ばれた。

 「ちばポートアンバサダー」の任期は1年。自治体への表敬訪問や地域イベントへの参加などを通して、千葉港の魅力を広く伝える。

 最終審査には22人が出場し、それぞれが千葉の好きなところや特技などをアピール。千葉港の魅力を伝えるコミュニケーション力などを基準に厳正に審査した。

 5人はそれぞれ「千葉の良さをPRしたい」「千葉の新鮮な魅力を発見して皆さんに伝えたい」などと抱負を語った。

 表彰式で、千葉日報社の大澤克之助社長は、魅力あふれる参加者が多く、審査員の評価が拮抗(きっこう)していたと紹介し、「前身の『ミス千葉港』を含めて初めて男性が選ばれ、歴史の変わる瞬間に立ち会えた。この素晴らしいメンバーで活躍してほしい」と激励した。

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