【台湾】竹科のファウンドリー、次世代半導体に参入[IT]

台湾経済部(経済産業省)投資台湾事務所は6日、新竹科学園区(竹科)に入居するファウンドリー(半導体の受託製造)企業が次世代半導体の生産に乗り出すと発表した。この企業は28億台湾元(約128億8,000万円)余りを投じるという。発表では企業名は明らかにされていない。

この企業は、竹科の既存工場に窒化ガリウム(GaN)とガリウムヒ素(GaAs)を用いた半導体用の生産ラインを新設する。このほか、工場の屋根には太陽光パネルを設置。再生可能エネルギーの使用率を引き上げ、二酸化炭素(CO2)の排出削減につなげる。

投資台湾事務所は投資支援政策である「三大支援策」に基づき、同企業の投資計画を承認したもよう。三大支援策で承認された計画の累計投資額はこれで約2兆762億元、企業数は1,373社となった。

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