平和へのバトンを繋ぐ「平和のつどい」開催 宇都宮市内の中学生25人が広島の平和記念式典へ

 今年(2023年)は、終戦から78年です。宇都宮市では9日、平和を守る大切さを考えようと「平和のつどい」が開かれました。宇都宮市内の中学生25人が来月(8月)、広島で行われる平和記念式典に参加する予定で次の世代へ平和へのバトンを繋ぎます。

 戦争の悲惨さを伝え市民に平和の意識を高めてもらおうと開かれた「平和のつどい」では、平和親善大使として来月、広島県に派遣される中学生の壮行会が開かれました。

 若い世代に戦争の悲惨さを知ってもらい平和の大切さや命の尊さを理解し、後世に伝えてもらおうというもので、中学生が毎年平和親善大使として広島市へ派遣されています。

 コロナの影響などもあり、派遣は4年ぶりです。

 それぞれの中学校の代表として選ばれた25人の生徒は、一人ひとり名前を呼ばれたあと大使を代表して瑞穂野中学校の内海心さんがあいさつしました。

 生徒たちは8月6日に予定されている広島平和記念式典へ参加するほか、平和記念公園や原爆ドームなどを見学する予定です。

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