本格的な海水浴シーズンを前に、新潟県は県内51カ所の海水浴場で行った水質調査の結果をまとめた。全てが「海水浴に適する良好な水質」だった。
調査は4月中旬から5月中旬に市町村が行い、ふん便性大腸菌群数や油膜の有無、透明度などを調べた。環境省が定めた「AA」から「不適」までの5段階で評価し、最も良好なAAは柏崎市の鯨波や佐渡市の二ツ亀など32カ所で、Aは9カ所だった。関屋浜や角田浜など新潟市内の10海水浴場は全てBとなった。Cと不適はなかった。
新潟県環境対策課によると、採水時の天候によって調査結果に影響が出ることがある。調査した県内の海水浴場は全て安心して泳ぐことができる水質だという。詳しい調査結果は県のホームページで公開している。