アニメを通じて命の尊さ考える 「子ども平和映画祭」 来月、長崎原爆資料館で開催

 アニメや紙芝居を通じて命の尊さを考える「子ども平和映画祭」が8月18、19両日、長崎市平野町の長崎原爆資料館ホールで開かれる。主催する国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の髙比良則安館長は「子どもたちが平和を考えるきっかけにしてほしい」と話している。参加無料。
 同館は2010年から毎年、長崎国際平和映画祭を開いているが、今年は夏休みに平和をテーマにした国内外の映画3作品を上映する。サイドイベント(原爆資料館平和学習室)では「平和かみしばい」や恐竜のちぎり絵体験がある。
 上映日程と作品は▽18日=恐竜の親子愛を伝える「おまえうまそうだな」▽19日=子どもの目線で戦争を描いた「えっちゃんのせんそう」、宗教と女性の問題を追った「ブレッドウィナー」。「子ども平和映画祭」の参加者は原爆資料館に無料で入場できる。
 参加申し込みは専用フォームか往復はがきで。7月24日必着。申込者多数の場合は抽選。問い合わせは長崎原爆死没者追悼平和祈念館(電095.814.0055)。

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