外国人居住者と交流 ファーマーズマーケット 食やパフォーマンス 頸城区

フィリピンの遊び「SIPA(シパ)」を体験した

食やパフォーマンスを通じて国際交流を楽しむイベント「ファーマーズマーケット」が8、9の両日午前10時から午後3時まで、頸城区上吉のJAえちご上越八千浦南川支店駐車場で開かれている。入場無料。

主催はNPO法人頸城区観光協会で、企業誘致により近年増加した外国人居住者と地域住民の交流を目的とした企画。同区に事務所や営業所を置き、外国人を雇用する企業などが協賛している。

出店は、軽食が味わえるキッチンカーや露店、地元野菜の販売ほか、フィリピンの遊びや浴衣の着付けが体験できるコーナーなど。パフォーマンスとしてタヒチアンダンスやベリーダンス、外国人によるカラオケなど国際色豊かなラインアップ。

8日はフィリピン人が自慢の歌声を披露。自国の歌や洋楽曲を歌い上げ、大きな拍手を受けた。同区に営業所を置くサンヴァーテックス(群馬県高崎市)の大西正記新潟営業所長は「頸城区には外国籍の約450人が勤めているが、日常で地域と接することは少ない。良い機会を頂いた」と話した。

同協会の惣塚弘事務局長は「子どもから大人まで楽しみながら国際交流ができるイベント。ぜひ足を運んでほしい」と呼びかけている。

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