コラロフが就任発表からわずか1カ月でセリエBピサのSD職退任へ…アクイラーニ新監督招へいもクラブと軋轢か

[写真:Getty Images]

元セルビア代表DFのアレクサンダル・コラロフ氏が、セリエBのピサのスポーツ・ディレクター(SD)の職務を早くも辞することになるようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

現役時代にラツィオやローマ、マンチェスター・シティ、インテルで活躍したコラロフ氏は、2022年6月に現役引退を発表。

SDやスカウトとしてのセカンドキャリアを構想していた中、先月3日にクラウディオ・キエッリーニ氏の後任として2023年7月1日付けでピサの新SDに就任することが決定していた。

その新任SDは昨シーズンまでフィオレンティーナのプリマヴェーラを指揮していたアルベルト・アクイラーニ氏の新監督招へいに携わっていたが、就任発表からわずか1カ月あまりでクラブを去ることになるようだ。

報道によると、今月6日に実施予定だったアクイラーニ氏の就任会見をコラロフ氏の「一身上の都合による欠席」を理由に延期していたピサだが、その時点でコラロフ氏との関係が完全に決裂していたという。

現時点でコラロフ氏の退任理由は明らかにされていないが、個人や家族の問題とは関係なく、あくまでクラブとの職業上の側面に関する問題が理由だという。

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