【ウエルシアHD】調剤、地域⽀援体制加算の経過措置終了も粗利率維持/各種加算の取り組みにより

【2023.07.10配信】ウエルシアホールディングスは7月10日、2024年2月期 第1四半期連結業績(2023年3月1日~2023年5月31日)を公表した。調剤報酬においては地域支援体制加算の経過措置の終了があったが、同社調剤事業では、各種加算の取り組みにより粗利率は維持したという。

調剤の粗利率は35.8%/前年同期増減では+0.1ポイント

同期の品目別売上では、調剤は受診抑制の減少や併設推進による処⽅箋枚数が増加。調剤売上は633億1300万円となり、前年同期比は117.6%だった。対売上構成比は21.2%となった。

調剤事業では、地域⽀援体制加算の経過措置終了と薬価改定があったが、加算獲得の取組みにより改善したとする。
売上総利益率(粗利率)は35.8%となり、前年同期増減では+0.1ポイントとなった。

なお、第1四半期連結累計期間の売上高は2982億6700万円(前年同四半期比11.4%増)、営業利益73億8100万円(同4.3%減)、経常利益85億2400万円(同18.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は51億2600万円(同18.9%減)だった。

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