39年ぶり欧州制覇のU-21イングランド代表、カーズリー監督が辞任へ…A代表orプレミアのクラブを指揮へ?

[写真:Getty Images]

U-21イングランド代表のリー・カーズリー監督(49)が辞任を検討しているようだ。

U-21イングランド代表は8日、ルーマニア・ジョージア共催のU-21欧州選手権2023決勝戦でU-21スペイン代表を1-0と撃破。1984年の第4回大会以来39年ぶりとなる優勝を果たした。

チームを指揮していたのはカーズリー監督。現役時代にエバートンで長らくプレーした元アイルランド代表MFは、引退後にブレントフォードやマンチェスター・シティU-18などを指揮し、2019年にU-19イングランド代表(現U-21)の指揮官となった。

イングランドサッカー協会(FA)との契約はあと1年残っているものの、現段階では辞任を検討している模様。FAはカーズリー監督の続投を望んでおり、休暇から戻り次第、話し合いをスタートするという。

辞任の理由に関しては、イギリス『サン』によれば自身もプレーした代表監督就任の可能性があるため。アイルランド代表の監督就任が噂されているとしている。一方で、イギリス『BBC』や『デイリー・メール』はプレミアリーグのクラブからのオファーがあったとしており、いずれにしてもU-21欧州選手権が終了したことでカーズリー監督は職を変える可能性を検討しているようだ。

一方、カーズリー監督をコーチとして支える元イングランド代表DFの2人にも退任の可能性が浮上。アシュリー・コール氏(42)とジョレオン・レスコット氏(40)はそれぞれ監督、テクニカル・ディレクター(TD)へのキャリアアップを目指しており、少なくともレスコット氏は欧州制覇を区切りに辞任することが確実とみられている。

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