投球間の時間制限、検討を開始 プロ野球オーナー会議

プロ野球のオーナー会議に出席するNPBの榊原定征コミッショナー=10日、東京都内(代表撮影)

 プロ野球のオーナー会議が10日、東京都内で開かれ、米大リーグで今季導入された投球間に時間制限を設ける新ルール「ピッチクロック」を、日本でも導入するかどうかの検討を開始することを決めた。

 議長を務めた西武の後藤高志オーナーは「きょうは検討を始めることを、事務局、実行委員会に指示をした」と説明し、榊原定征コミッショナーは「メジャーの状況をしっかり検証していきたい。採用するかどうか、しっかり検討したい」と話した。メジャーの他の新ルールである、塁間に野手3人を置くシフトの禁止や、ベースの1辺を大きくすることの導入についても検討を進める。

© 一般社団法人共同通信社