ミリンコビッチ=サビッチのサウジ行きが急加速… クラブ会長が求める約62億円のオファーが到着

[写真:Getty Images]

ラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(28)のサウジアラビア行きの可能性が一気に高まっているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

長らくラツィオの主力として戦ってきたものの、クラブとの契約が残り1年となったミリンコビッチ=サビッチ。ユベントスやインテル、ナポリに加え、サウジアラビアのクラブからの関心も取り沙汰されていた。

ラツィオとの契約更新も考えられた中、サウジアラビア方面からビッグオファーが到着した模様。ラツィオに対して移籍金4000万ユーロ(約62億4000万円)、ミリンコビッチ=サビッチに対して年俸2000万ユーロ(約31億2000万円)という条件が提示されたという。

また、先週はアル・ヒラルの名前が挙がっていたが、どこのクラブから届いたオファーかは依然としてトップシークレットのままとのことだ。

今回はオファーの規模があまりにも大きく、ミリンコビッチ=サビッチは真剣にヨーロッパを離れることを検討し始めたとのこと。移籍金もクラウディオ・ロティート会長が求めている4000万ユーロであるため、これ以上は望めないという。

交渉は9日の深夜過ぎから進展していたようで、10日のうちに決着がつく可能性も。ラツィオに残留すれば今季はチャンピオンズリーグ(CL)にも出場できるが、ミリンコビッチ=サビッチはどのような選択をするのだろうか。

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