神戸、昨夏加入のモンテネグロ代表FWムゴシャが韓国の仁川ユナイテッドFCへ完全移籍…出場12試合で無得点に終わる「皆のことは絶対に忘れません」

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ヴィッセル神戸は10日、モンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャ(31)がKリーグ1(韓国1部)の仁川ユナイテッドFCへ完全移籍することを発表した。

ムゴシャは母国のブドゥチノスト・ポドゴリツァやムラドスト・ポドゴリツァでプレーした後、カイザースラウテルンやエルツェゲビルゲ・アウゲ、1860ミュンヘン、カールスルーエなどドイツクラブでプレーした。

その後、モルドバのシェリフ・ティラスポリへと移籍すると、2018年2月から仁川ユナイテッドでプレー。2022年7月に神戸へと完全移籍で加入した。

ドイツ時代は2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で59試合に出場し6ゴール4アシストを記録。Kリーグ1では通算113試合に出場し60ゴール6アシストを記録し、ファイナルでも16試合で8ゴール5アシスト。2021シーズンは9ゴールに終わったが、それ以外は毎年二桁ゴールを記録。2022シーズンは神戸に加入するまで18試合で14ゴールと得点を量産し、得点ランキングトップに立っていた。

しかし、神戸加入後は出番がほとんどない状況。J1通算6試合、YBCルヴァンカップ通算5試合、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)通算1試合と、12試合の出場に終わり、ゴールはなかった。

ムゴシャはクラブを通じてコメントしている。

「素晴らしいサポーターのいるビッグクラブの一員として、イニエスタ選手をはじめ日本のトッププレーヤーたちとロッカーを共にできたことは非常に光栄で幸せなことでした」

「昨年は非常に難しいシーズンでなんとか生き残ることができました。逆に今年はここまですごく良いシーズンを送っていて、このままの勢いでリーグ優勝を勝ち取って欲しいと願っています」

「選手やコーチングスタッフ、メディカルスタッフ、テクニカルスタッフ、強化部の皆さんには本当に感謝しています。そして、雨の日も晴れの日も苦しい日もどんな時も毎試合スタジアムで選手を鼓舞し、力を与え続けてくれた我々の偉大なサポーターには特に感謝しています。愛してる皆のことは絶対に忘れません。バモスヴィッセル!」

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